GUI Diff on Macintosh

Last-modified: 2009-05-05 (火) 11:19:48 (3088d)

diffとは何か

diffとは2つのテキストファイルの差分を抽出する時に使うツールで、プログラムを組む人、それもUnix系のOSで動くソフトウェアを作っている人には欠かせないもの。 (なぜUnix系のプログラマに欠かせないのかについてはソフトウェア配布の歴史をググればわかる事なので、あえてここでは触れないでおく)

なぜGUIのdiffなのか

WindowsやMacのプログラマでも差分ツールを使うこともあるが、出自がコンソールのUnixとは違い、GUIが基本*1のOSであるが故にほとんどの人はGUIの差分ツールを使う。 だいたい最近のプログラマはDOSすら知らないからコンソールのツールなんか勧めた日には「ハァ?」と言われるのが関の山である。 WindowsならオープンソースGUI差分ツール「WinMerge」があるのでとりあえず良いとして、Macで動くGUIツールは良いのがなかなか見当たらない。 そこでオープンソースもしくはフリーウェアのMac用GUI差分ツールを集めてしばらく評価して行こうと思う。

Differences Examiner

DifferencesExaminer.png

おフランスのAlphaOmega Software社?製。
フリーでは無く15ユーロ(約2,000円ちょい)。
UTF-8でしかチェックしていないけど日本語も問題なく比較してくれる。
ただ、差異のある行をハイライトするだけなので違う場所を探すにはEye-Grep機能(要するに人間の目)を使う必要がある。
それから特筆すべきなのは、なんと、ファイル保存機能が無いということ。
エエッ!?なにソレッ!
何の意味があるワケっ!?
それで2,000円って!?

更新日:2009/05/05
評価:☆☆☆☆☆
URL:http://alphaomega.software.free.fr/differencesexaminer/Differences%20Examiner.html

FileMerge

FileMerge.png

Mac OS XのインストールディスクからDeveloper Toolsを入れると、共にインストールされる無料ツール。 そこそこ使えるが、それは日本語が入っていないテキストの場合の話。日本語テキスト(UTF-8)のファイルを比較するとランタイムエラーが発生する。
ちょっとこれは無いね。アップル・ジャパンは何してんねん。日本の開発者のやる気を削いでるっちゅーねん。
なんとかこのFileMergeを使おうと工夫をしている人達の記録がWEB上に転がっているが、あんまり期待しない方が良さそう。
評価:★☆☆☆☆

DiffMerge

DiffMerge.png

SourceGearという会社が作っているマージツール。最近フリーウェアになった模様。オープンソースではない。
上の画像を見ると一見してイイ感じに見えるが、実は日本語がうまく扱えない。
多バイト文字を1バイトずつのASCIIとして扱うようで、カーソルが漢字の間に止まったりする。いちおう文字コードの指定は可能。

評価:★★☆☆☆
URL:http://www.sourcegear.com/diffmerge/index.html

RoaringDiff

RoaringDiff.png

個人が作成しているフリーウェア。オープンソースではない。
最初の2ファイル指定ダイアログで日本語のフォルダを含むパスを指定すると不正なパスとして扱われて比較ウインドウが出てこない。その場合はフォルダの名称を英語表記にしてやれば良いのだが非常に面倒。
そうやってようやく開いた日本語ファイルもキレイに文字化けして表示される。 要するに欧米人にとっては「Unicode?なにそれおいしいの?」てなもんなのだろう。 使い勝手についてはまぁそれなり。 他のツールと違って、行内差異を見つけやすくするためにウインドウ最下部に行を縦に並べている。これは普段使っているWinMergeにも組み込まれている。わりと頻繁に使うので他のツールでも採用して欲しいところである。

評価:★★☆☆☆
URL:http://www.degana.com/roaringdiff/


*1 おっと、WindowsはDOSが基本だっけ

添付ファイル: fileDifferencesExaminer.png 329件 [詳細] fileDiffMerge.png 442件 [詳細] fileRoaringDiff.png 405件 [詳細] fileFileMerge.png 443件 [詳細]