Translations/Do not stand at my grave and weep

Last-modified: 2007-10-27 (土) 15:58:51 (3648d)

ひところ話題になった秋川雅史が歌う「千の風になって」はアメリカの民間伝承の詩を新井満というひとが翻訳し曲をつけたものだが、いまいち気に入らないので勝手に翻訳することにした。
詳しくはDiaryを参照。
この新井満という人の訳詞を転載するためにはJASRACから許可を得る必要があるとか、新井満の著作を読まなければならないとか、「千の風」に関するいろんな商標を抱え込んでいたりして、しょーもない権益がらみのドス黒い思惑のせいでせっかくのいい詩が素直に感動できなくなってしまっている。
実に残念だ。
この詩を普通に読み、そして感じるには、間に居座っている邪魔臭いモノをすっとばしてオリジナルを各々が読むに限る。そしてイケてないくせにふんぞりかえっている翻訳が埋もれてしまうくらいに「オレ翻訳」をみんなで書いてやれば、自然と淘汰されて素晴らしい翻訳だけが残されるだろう。

元詩

Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.
I am in a thousand winds that blow,
I am the softly falling snow.
I am the gentle showers of rain,
I am the fields of ripening grain.
I am in the morning hush,
I am in the graceful rush
Of beautiful birds in circling flight,
I am the starshine of the night.
I am in the flowers that bloom,
I am in a quiet room.
I am in the birds that sing,
I am in each lovely thing.
Do not stand at my grave and cry,
I am not there. I do not die.

翻訳

私のお墓にたたずんで悲しまないで。
私はそこにいないし、眠ってもいないから。

私はそよぐ千の風の中にいるんです。
私は優しく降る雪。
私は穏やかに降る雨で、
私は実り豊かな畑です。
私は朝の静けさの中にいて、
私は美しい鳥が弧を描いて飛び立つ中に。
私は夜の星の光。
私は咲き誇る花の中にいて、
私は静かな部屋の中にいます。
私は歌う鳥の中にいて、
私は愛しい物たちの中にいるんです。

私のお墓にたたずんで泣かないで。
私はそこにいません。
私は死んでいないからね。